私が弾いていたオルガン



南山大学ロゴスセンター内のパイプオルガンです。 学生時代はこの楽器のお世話になりました。 以下に仕様を示します。



Manual

Bourdun 8'
Salicional 8'
Praestant 4'
Rohrflote 4'
Octave 2'
Mixtur 2-3 fach

Pedal

Subbass 16'

カプラー M/P
ストップ数 7
パイプ数 466



小さい楽器ですが、幸いなことに、ペダルに16フィートのストップがあるため、 結構楽しめました。
建物の残響は無いに等しいのですが、楽器の音はなかなか良かったと思います。 耳に心地よいものでした。ただ、Mixturは、使うと高音ばかり目立つように 感じたので、 ほとんど使いませんでした。主にバッハを弾いていましたが、 ロマンティックオルガン音楽を弾くには、やはりもっと大きい楽器を 用いたくなります。マニュアルに16フィートがあることを前提とした曲をこの楽器で 弾くと、本来より1オクターブ高く聴こえ、非常に違和感を覚える為、 1オクターブ下げて弾いていました。 もっとも、このような楽器で大オルガン用の曲を弾くこと自体、 間違っているのでしょうが(チェンバロでショパンの作品を弾くようなもの?).
ちなみに、価格は700万円なのだそうです。似たような値段のセルシオCタイプ Fパッケージが街に溢れていることを考えれば割と安いと言えるのではないかと 思います。

音をお聴きいただくには、 ここを押してください。約1分半後に聞こえはじめます。 回線の細さに起因する音の途切れを防ぐ為に、全体をダウンロードした後に 聞こえるようにしてあります。悪しからず御了承下さい。


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